遺産分割の調停とは

遺産を分割するにあたっては相続人全員で話し合いをおこなう必要があります。
この時、一人でも協議の結果に同意ができないと遺産を分割することはできません。
そのため話し合いがまとまらない場合は家庭裁判所に調停を申し立てる必要があります。

調停とは、調停委員が間に入って話し合いをすすめる制度です。もっとも調停もあくまで話し合いに過ぎませんから、いくらもっともな結論を調停委員が提示しても、納得しない人がいる場合は強制することはできません。
その場合は審判をおこない家庭裁判所に分割の内容を決定してもらうことになります。

調停を申し立てるには家庭裁判所に申立書と必要書類を提出します。
申し立てると裁判所から相手方に調停をおこなう通知がいきます。
調停は概ね1ヶ月に1回家庭裁判所でおこなわれます。

通常、申立人と相手方それぞれに控え室が用意されており、交互に調停委員のいる部屋に入って話を聞かれます。調停は主に口頭で主張をしていくことが可能ですが、遺産がそれなりの金額という場合は間違いなく弁護士をつけた方が良いでしょう。
調停委員の仕事は調停をまとめることですから、どうしても説得しやすい方を妥協させようとしてきます。

自分の相続分、不動産の評価方法や遺言の性質などを自分で勉強、理解できている方は問題ないですが、そうでない方は、事前に書籍や当サイト、弁護士の話をよく聞いてしっかり準備をしておきましょう。
そうすることが遺産分割調停を有利にすすめることにつながります。

Copyright© 2012 遺産ナビ All Rights Reserved.