調停委員

遺産分割調停が始まると、家庭裁判所にいく必要があります。
そこでは、調停委員が間に入って調停を取り仕切っていくことになります。
調停委員とは非常勤の国家公務員ですが、裁判官のようにあらゆる法律に精通したプロフェッショナルではなく、関係機関から推薦を受け、選抜された一般人です。特に離婚調停の場合は男女1名ずつ社会人経験が豊富な方がなっていますが、法律を学んだことがないという方がほとんどですね。一方、遺産分割調停の調停委員には離婚調停よりも深い法律知識が求められることが多いので、2名のうち1名は弁護士がやっているということが多いようです。

調停委員の人任期は2年で定年は70歳となっています。
遺産分割調停に対する不満で最も多いのが「調停委員がこっちの話を聞いてくれない」「調停委員が相手の味方をしている」というようなものでしょう。
紛争では、みんな自分の意見を押し通したいと考えるため、どの当事者も自分の意見が少しでも通らないと不公平に感じることが多いようです。
しかし、あまりに自分の意見に固執することは、調停を不成立にさせるだけですし、結局審判では、もっと不利な結論が出されるというリスクもあります。

客観的な状況と、主張すべきところ、妥協すべきところをしっかりと見極める必要があるでしょう。

Copyright© 2012 遺産ナビ All Rights Reserved.